見えないふりをしてたんだ

すべてが見切り発車で進められて、何一つ確信なんてないまま飛び込んで、喘いで、腐って。

物事を割り切れず、麻痺して、正常な感覚にないことくらい分かっているのに意識ある一手が打てず。そもそも全て無い物ねだりの僕が現状で確たるものを欲しがっているのが誤っているのかもしれない。

まだとも、もうとも感じる今は求める気持ちもやって来る気持ちも受け入れなきゃいけないのかもしれない。

麻痺してるだなんて強がりにもならない嘘はやめて、風雨にさらされたなかで僕の気持ちが出てこれるか確かめたらどうだ?見もしていない弱った気持ちすら受け入れられないのなら、本番前の気持ちは僕を潰してしまうじゃないか。

強くならなきゃ。僕が求めて。

見えないふりをするのが早すぎた。