でも、出来ないことだらけだ

時々、思い出さなきゃいけないような決意なんてもう腐ってるよ。常に奥には持っていたはずだなんて言ってみても、少し目を離すとすぐに放っておいた筋肉のように、バラバラのまるで別のものになっているんだから言い訳にもならない。

どこか決意の薄れることは本当にすべきでない。時間がまだとかいう話ではない。それに気持ちを硬めすぎて動きを固定してしまうようなものとも違う。

ただ、僕がやると決めたことと、気持ちを受け入れてゆくこととは限りなく近しいことなんだ。今有るほんの断片に繋がるものがもう一つでも増えるために必要なこと。何より自分を避けては通れない。

気持ちを積み重ねることを馬鹿に出来ない。決意の脆ささえも。僕の決意と行動の源はいつだって不合理なものだ。自家中毒になるくらい追い詰められても、目を向けずにはいられない。見えない振りを…なんて選択肢はもう消した。楽だけど決して楽なものじゃなかったよ。ほんと驚くほど単純なものなのに