冷たく研ぎ澄まされた気持ちと空気の中、浮かび上がった熱が弱気な気持ちを払ってただ前に進めと訴え、体がそれに応える。気持ちのまま強く動いたって体が熱で壊れる心配がない。その分多く動ける。止まらず続く。そんな気候も同調するような冬と今はまるで違う。えげつなく暑く、腐っていくような湿気の中で動かずに弱っていく。全ておかしい。

対極を見ることで何か理解の一助となることはよくあるが、これからの夏に僕は何を学べるんだろうか。暑すぎる夏は受験には全くそぐわない。受験の対極だなんで知らないし、正直どうでもいいけど、何か一つ、心に残るものがあるのだろうか。今の僕として。中途半端な位置にだけは居られない。

とりあえずビール飲もう。