モラトリアムモラトリアム

暑かったり寒かったり花粉症だったり季節の変わり目だったり、うなだれっぱなしの日々だけど、たくさん眠った後とかに時たま感覚がふと戻ってきて何でも受け入れられそうで面白い。

いろいろじりじり焦っている。けどまだもうちょっとそれについては遠巻きに眺めてる。この位置でも楽しい感覚は味わえてる。独りで、文章の中や走る風景の中に。目を覚ましてる今はとても興奮する。でもたぶん問題の渦中に飛び込んだら感じ取る余裕がだんだんなくなっていくんだろう。そして突き抜けるまでは取り戻せないんだろう。その先の感覚はどうなるんだろう?

一人で感じる静寂の愛しさは、今味わっていてそれなりのものだと思っているけど、誰か他人との間でこれ程気持ちが円やかになれるだろうか。

今まで受験も長かったし、去年はあまり大学にも行かなかったため、他人とそんな感覚に行きそうな気配すらなかった。可能性も。

今年はもっと独りで足掻いていかなくてはならない。
その後に、自己満足の後に、深く付き合える人に出会いたい。浅く広くのたくさんのトモダチや、見た目に惹かれてとりあえずで始まるコイビトでもいいけど、尊敬できる誰かに会いたい。京大に期待しすぎなのかもしれないし、いささか自分が上から目線なのかもしれない。

でもこのわだかまり一年は、今の目を覚ました感覚を取り戻す為に必要だと思い込むことにした。そして出会えた人に何か期待してみる。どうなるか分らない。

何か人と感じ合える気持ちを求めて、自分の側をもっと見直していこう。そのしんどいことの前に、長すぎる休息をもう少し。